A:認知機能リハビリテーションとは、コンピュータソフトを使用して、トレーナーと一緒にソフトで学習した認知機能を実生活に役立てるための活動を行うことで、脳の記憶力や集中力、問題解決能力などを養うプログラムです
A:認知機能リハビリテーションをしっかり行うと、ものわすれが減ったり、注意力が上がったり、またややこしい問題を順序立てて考える、計画を立てて考える、といった力をつけることができます。また、これらの力を普段の生活でどのように役立てたらよいかについても、学ぶことができます。さらに海外の研究で、このようなリハビリテーションが将来の就労や社会参加に役立つという研究が報告されています。日本でも、認知機能リハビリテーションの後で就労支援をすることで、仕事がしやすくなるという研究成果が報告されています。
A:Jcoresは無料で配布するソフトウェアですが、その使用にあたっては、ソフトウェアの実施のみだけでは、十分な社会生活の改善には結びつかないことをよく理解する必要があります。そのため、必ず研修会に参加してください。Jcoresの配布は、Jcoresの利用に関する同意書を提出し、かつ、「VCAT-J研修会」に参加した方にのみ行われます。
A:VCAT-Jというプログラム全体の中で、Jcoresというソフトウェアを使用していくことを推奨しています。その使い方をVCAT-J研修会で学んでいただきます。
A:無料で配布しているソフトウェアになりますので、何台でもインストールは可能です。ただし使用の条件として、VCAT-J研修を受けたトレーナーの指導のもとで実施することとしています。その理由は 単純にソフトウェアの実施だけでは社会機能の改善に結びつかないからです。
A:認めていません。
A:過去にVCAT-J研修会に参加した方であれば、Jcoresの利用に関する同意書が提出されていることを確認した上で、新しいバージョンのJcoresを提供することが可能です。VCAT-J事務局まで問い合わせください。
A:認めていません。必ずVCAT-J研修会に参加し、正しい指導の方法を学んだ上でトレーニングの実施を行ってください。
A:認知症は推奨している対象と異なります。VCAT-Jは就労を目的にして取り組むことで効果をあげることが証明されていますし、生活維持を目標にしたものではありません。精神障碍者のリカバリーに役立てるために、就労支援とセットでの実施をお願いします。
A:たとえ就労支援でなくとも特に禁止はしていませんが、もともと外来での就労支援を目的に開発されているため、その臨床応用の方法はわかりません。一案としては、退院後の支援者との連携があり、生活・就労支援の道筋がある場合には、入院の方でも生活支援を目的に行うことは不可能ではないように思います。しかし、あくまで応用編のため、最初は外来患者さんで就労支援を行う際に実施することを強くお勧めします。
Q&A
Q1:認知機能リハビリテーションとはなんですか?
A:認知機能リハビリテーションとは、コンピュータソフトを使用して、トレーナーと一緒にソフトで学習した認知機能を実生活に役立てるための活動を行うことで、脳の記憶力や集中力、問題解決能力などを養うプログラムです
Q2:認知機能リハビリテーションのいいところはなんですか?
A:認知機能リハビリテーションをしっかり行うと、ものわすれが減ったり、注意力が上がったり、またややこしい問題を順序立てて考える、計画を立てて考える、といった力をつけることができます。また、これらの力を普段の生活でどのように役立てたらよいかについても、学ぶことができます。さらに海外の研究で、このようなリハビリテーションが将来の就労や社会参加に役立つという研究が報告されています。日本でも、認知機能リハビリテーションの後で就労支援をすることで、仕事がしやすくなるという研究成果が報告されています。
Q3:Jcoresを使いたいのですが、どうすれば使うことができますか?
A:Jcoresは無料で配布するソフトウェアですが、その使用にあたっては、ソフトウェアの実施のみだけでは、十分な社会生活の改善には結びつかないことをよく理解する必要があります。そのため、必ず研修会に参加してください。Jcoresの配布は、Jcoresの利用に関する同意書を提出し、かつ、「VCAT-J研修会」に参加した方にのみ行われます。
Q4:JcoresをVCAT-Jとは別のプログラムで使用してもよいでしょうか?
A:VCAT-Jというプログラム全体の中で、Jcoresというソフトウェアを使用していくことを推奨しています。その使い方をVCAT-J研修会で学んでいただきます。
Q5:Jcoresをインストールしてもよいパソコンの台数制限はありますか?
A:無料で配布しているソフトウェアになりますので、何台でもインストールは可能です。ただし使用の条件として、VCAT-J研修を受けたトレーナーの指導のもとで実施することとしています。その理由は 単純にソフトウェアの実施だけでは社会機能の改善に結びつかないからです。
Q6:Jcoresを二次配布してもよいですか?
A:認めていません。
Q7:バージョンアップしたJcoresを利用したいのですが、改めて、VCAT-J研修会に参加する必要はありますか?
A:過去にVCAT-J研修会に参加した方であれば、Jcoresの利用に関する同意書が提出されていることを確認した上で、新しいバージョンのJcoresを提供することが可能です。VCAT-J事務局まで問い合わせください。
Q8:VCAT-J研修会を受けていないトレーナーが、Jcoresを使用したVCAT-Jプログラムの実施を行ってもよいですか?
A:認めていません。必ずVCAT-J研修会に参加し、正しい指導の方法を学んだ上でトレーニングの実施を行ってください。
Q9:認知症予防の目的で使用しても良いでしょうか?
A:認知症は推奨している対象と異なります。VCAT-Jは就労を目的にして取り組むことで効果をあげることが証明されていますし、生活維持を目標にしたものではありません。精神障碍者のリカバリーに役立てるために、就労支援とセットでの実施をお願いします。
Q10:入院患者さんに使用しても良いでしょうか?
A:たとえ就労支援でなくとも特に禁止はしていませんが、もともと外来での就労支援を目的に開発されているため、その臨床応用の方法はわかりません。一案としては、退院後の支援者との連携があり、生活・就労支援の道筋がある場合には、入院の方でも生活支援を目的に行うことは不可能ではないように思います。しかし、あくまで応用編のため、最初は外来患者さんで就労支援を行う際に実施することを強くお勧めします。
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